Flagburner's Blog(仮)、6月11日知り合いから教えていただいたブログです。
重要な記事はあらかた網羅してあります。
僕は地球温暖化はどちらかと言えば専門外なので、ちょこっと意見を述べる程度に抑えておきます。
とりあえず今回は日本国内に絞って考えましょう。世界の中の日本は次回にでも。
福田首相が提起した長期温暖化削減目標(2050年までに90年比50%削減)を踏襲する形での議論が進んでいたはずなのですが、なぜか中期目標がえらく中途半端な数値になってしまいました。
90年比8%減では物足りない感がするし、NGOが反発するのは当然でしょう。
日本の報道で思うのは、温暖化対策をとった際の負担ばかりを押し出して、長期的な温暖化被害があまり数値として注目されないことです。
環境省の発表では、
”「地球温暖化の日本への影響」では、対策をとらない場合に年間10兆円をはるかに上回る損失や健康への被害が見込まれ、そのリスクは気温の上昇とともに大きくなると予測されている。”
とあるのに、これがたとえばYAHOOニュースで掲載されていた記憶はありません。
さらにいえば、温暖化対策で家計の支出が年7万円増加!という衝撃的な記事が載っていたことが記憶にあります。
しかし、ここで環境メディア論を論じても仕方ないのでおいておきます。
スターンリポートにもありますが、リスクという点で考えれば、温暖化対策投資が無駄に終わるリスクと、温暖化放置で被る被害のリスクでは後者が遙かに大きくなるのはほぼ確実です。なぜに日本では対策が後手後手に回るのか。
それは日本の政策が、根本的には産業構造の変革そのものをほとんど頭に入れていないからだと思います。
経団連は現在の産業構造を決定する大企業を代表する組織であり、改革にひどく後ろ向きです。ですから、御手洗会長の発言は意味不明ではなく、まったくもって予想通りなのです。
経団連は京都の前からそもそも温暖化議論すら懐疑的な発言をしてきましたし、自画自賛は何も今に始まったことではありません。
これには少し説明が必要でしょう。実際、産業界の努力は並々ならぬものだったからです。
日本のCO2排出量部門別構成比部門別排出量の推移この二つを見れば、産業界は大幅削減は成功していないものの、増加もほとんどしていないわけです。1970年代から効率化に執念を燃やしてきた産業界にとって「乾いたぞうきんを絞る」ことはもう無理だということです。
現在のCO2排出増加はすべて民生部門にあり、国民生活そのものを変えない限り、産業部門の努力は限界に近いというわけです。
国民生活を変えるとは、ライフスタイルを変えるとともに、価格に反映される追加負担を受け入れるということでしょう。
産業界は他人のつけは払えないと言っているのです。
ただし、これには現在の産業構造を維持するという意志が反映されています。
ライフスタイルを変えるには、産業構造の転換をともなうことをともすれば忘れがちなのです。
簡単な例をあげると、麻生首相の発表した家計負担増のうちわけには環境に優しい自動車に乗り換えるという項目があります。
つまり、今の自動車中心の社会とそれを作り出す自動車中心の産業構造は転換しないと意思表示しているわけです。
モーダルシフトといいますが、交通部門の転換(自動車、飛行機から電車、船へ)が視野に入っていません。これには部門別の内訳のうち、交通部門が民生部門にカテゴライズされ、産業部門にカウントされないという問題をもあるでしょうが、経団連とその支持母体である自動車産業の意向を強く反映していると言えるでしょう。
自動車ではなく、自転車で生活できる町作りをすれば、家計の負担は大幅に削減されるのです。
ただし、これには産業構造転換がとても難しい日本の現状もあります。
政治が悪いだけではなく、今までの成功が足かせになっているのです。
地球温暖化の問題はその影響範囲が広く浅いため、政治的圧力が十分に高まるには大きなインパクトが必要です。原発に対するチェルノブイリのような。
他方、産業構造転換の痛みは比較的狭い範囲で急激に起こるため、政治的圧力が結集されやすい傾向があります。
トヨタが産業構造転換を図り、自動車生産を抑制すると言えば、その城下町ではリストラの嵐が吹き荒れ、地域住民は猛烈に反発するでしょう。
また高度な知識の集約された産業は、他産業への転換が簡単ではありません。分業が進みすぎているからです。
政治的背景と構造的背景が温暖化対策への積極的な投資、または追加的負担への足かせになっています。これを解決するには政府の断固たる決意が必要になります。
断固たる決意を避けるために、政府や産業界はメディアを誘導していると言われても仕方がないのが現状だと思います。
「痛みをともなう改革」は小泉首相の言葉ですが、麻生首相もこれをたびたび引用します。
しかし、その先にあるべきビジョンが明確でないため、痛みのみがやたらにクローズアップされるきらいがあります。もしくはわざとやっているんでしょうか。
温暖化対策をとる場合のビジョンと、とらなかった場合のシナリオを具体的に示し、そのうえで、産業構造転換を強く後押しする必要があります。アメリカ風に言えば「グリーンニューディール」です。
事実アメリカもドイツも産業構造を大幅に転換すべく舵を切っています。GMを破綻させるなんて少し前までは考えもしなかったことです。
そしてその芽は、ドイツでは目に見える形で現れつつあります。
簡単にいえば、新産業が旧産業からあふれた雇用を吸収しつつあるということです。
これに関しては以前のエントリを読んでください。
環境産業日本がこのまま産業界の意見を反映し、構造転換を中途半端なままにすれば確実に痛みをこうむります。その流れはすでに目に見える形ででてきています。
太陽光パネルの販売量で世界首位を明け渡したのは何も偶然ではないのです。あわてて
中途半端なFITを導入したところでその効果は限定的になるでしょう。
NGOは世界の流れと日本を比較するだけでなく、経済的なリスクを全面に押し出したキャンペーンをはるべきでしょう。
つまり、動物を救おうと理性に訴えるだけでなく、あなたは将来失業しますよ、と言った方が効果的だろうと思うわけです。
クヌートの映画なんてあったっけ?
宣伝も見た記Kenひたむきに、ポジティブにレスサッカー以外はようわからんけどねぇ。
湯浅健二の
日本人はなぜシュートを打たないのか
がおすすめ。よんでみて〜。Kenひたむきに、ポジティブにおもしろいスポーツゲームの見方やな〜。
ゲームもそうみると興味深いね〜maamiエコポイントらりったクマ!
超うける。
確かに言えてるね。
白クマばっかりだね。
クヌートのせい?
来週あたりクヌートの映画がどっかで見られるとか。asako日本の中期温暖化ガス削減目標Resおいっす。久しぶり。
キャンドルナイトか。まぁあれは、イベントごとだからねぇ。
石油の輸入を6%減らすとして、どこ削ればその6%に到達するのかが問題だよね。
産Ken日本の中期温暖化ガス削減目標ほんと、メディアもびっくりするくらい、
個人個人の気遣いでCO2削減!
って。
オイオイだよね。
どの家遊びに行っても、
ドイツ人よりきちんと気をつけてるし、
圧asako仕事のストレスアンケートの慣性・官制・陥穽これは、興味深い。
コメント欄で少し長くなりますが、アンケートというものをメタレベルで批判してみたいと思います。
たとえば、2005年の日本の社会状況、Kennishnyanagi